ファサードの素材選びで住まいの第一印象が変わる

Om-house, 仲間郁代建築設計事務所株式会社(英名:IKUYO NAKAMA ARCHITECT & ASSOCIATES) 仲間郁代建築設計事務所株式会社(英名:IKUYO NAKAMA ARCHITECT & ASSOCIATES) Будинки
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ファサードの素材や構成は住まいの第一印象を大きく左右する、云わば「建物の顔」とも言うべき部分です。多岐にわたる素材や材料知識を生かし、より素敵なファサードデザインを考えてみましょう。今回は魅せるファサードの素材使いをご紹介していきます。

ファサード素材と開口部でつくるフレンドリーさ ー 木材

ファサード素材の中でも特に木材は、天然素材だけが持つ豊かな風合いや色、そして環境や住み手に優しい印象を外観に与えます。こちらは、女性たちの社交の場となる街に対して開かれた美容室。木材の親しみやすさやと通りに大きく開いた開口部がフレンドリーな第一印象を与えます。

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ファサードで演出する素朴な素材感 ーモルタル塗り壁

ファサードのシンプルさとモルタル塗り壁が印象的なこちらの住まいは、ギャラリーとアトリエを持つ陶芸家の住まいです。陶芸家という施主の職業と展示される作品を考え、住まいの外観も装飾的な要素は極力排除されたシンプルなデザインに、モルタル塗り壁の独自の風合いが素朴な中に独自の雰囲気を演出しています。

【ファサードについては、こちらの記事でも紹介しています】

住宅のベストなファサードとは

ブリックタイルで重厚感を演出

古レンガ調ブリックタイルや石積み調の壁材は気高さと重厚感を演出してくれます。こちらのようにライトに照らされると表面の凹凸が浮かび上がり、より上品さと重厚感が際立ちます。シンプルやモードなデザインの中に少し高級感を演出したい時に部分使いしても素敵な素材です。

ガルバリウム鋼板なら都会的でスタイリッシュに仕上がる

ガルバリウム鋼板の外壁は、耐久性、耐食性にも優れているだけでなく、すっきりとモダンな印象に仕上がります。ガルバリウム鋼板素材は加工性が高く、さらにカラーバリエーションが豊富なので、さまざまな表情の外観を演出したり、ガラスや木材など異素材の外壁などと組み合わせやすい点も魅力です。

コルテン鋼でオリジナリティーを

こちらは住宅外装材としてはあまり多くは見かけないコルテン鋼を使用した住まいです。コールテン鋼の耐用年数は非常に長く、さらに経年変化による独特の風合いが魅力です。コルテン鋼の独自の質感とボリュームが周囲へ圧迫感を与えないように配慮された独自のシェイプ、またコンクリートの組み合わせが住まいにオリジナリティーを与えています。

素焼きレンガと沖縄らしいヒンプン使いのミックス

エントランスの壁面は、ただ単純にフラットにするのではなくアルコーブをつくり奥行きを出すことで、住まいに独自の象徴性が生まれます。例えば、こちらは沖縄のしつらえであるヒンプンを設け、レンガ外壁でも透積みレンガにすることで隙間から溢れる自然光や奥行き感を演出し個性をつくっています。地域性と素材使いが美しくファサードに活かされた例です。

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