築年数や地歴をまとめて調べよう

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築年数や地歴をまとめて調べよう

A.Imamura A.Imamura
еклектичний  by 諸江一紀建築設計事務所, Еклектичний
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今住んでいる家や土地の歴史、因縁についてしりたい場合、どういう調べ方があるでしょうか? やはり、地元の図書館? 実は、地元の図書館以外にも、郷土史系の資料館や博物館を調べたり、土地が造成される前の歴史を自分で調査する方法もあります。今回は、新居購入や引っ越しの際にも役立つ、自宅の築年数や土地の歴史を調べる方法をご紹介します。

家の歴史や築数年を調べてみよう

by STUDIO POH Класичний

家の歴史を調べるにはどうすればよいでしょうか?こちらは、STUDIO POHが手がける栃木県東部の木造の雨屋が敷地境界に沿って点在し独特の風景を形成する民家の一つ。築年数100年以上前に建てられ、錆びた鉄板、風化した木材、くすんだ漆喰壁、艶が抜けた不揃いな瓦をまとい、時間を経ることでしか得られない特別な魅力をもっています。日本の農村部ではこのように地域の風土に合わせたさまざまな民家が作られました。世界遺産に指定された白川郷の合掌造りなどもこうした民家の一つです。農作業につかう牛や馬を家の中で飼えるようにした民家、京都のような都市では道にそってまとめて軒をつらねた町家が発達など、地域によって民家の発達も異なります。まずは、自分の住む家の素材やデザインをよく観察してみましょう。意外に見逃していた古い民家の名残に気が付くかもしれません。

屋根裏造りから築数年をみてみよう

by STUDIO POH Класичний

こちらは、木造の雨屋の屋根づくり。もともと養蚕のための雨屋として建てられた家には独自の構造が今でも垣間見えます。築年数を知りたい人は、屋根造りを見てみましょう。日本では明治以降も住宅は進歩し、外見は日本的ですが全体を燃えにくい素材でおおった蔵造りが作られた街もあります。今の日本の家の基本となっている、中心に通路としてのろう下が通っていて両側に部屋がある中ろう下式住宅も武士の住宅に海外の文化を取り入れて発達してきたものだといわれています。

国土変遷アーカイブにアクセス

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諸江一紀建築設計事務所

The partition of light, and diagonal sights

諸江一紀建築設計事務所

築年数を調べると同時に、まとめて国土変遷アーカイブにアクセスして、自宅周辺の土地の地歴を見てみましょう。こちらのサイトで得られる情報は、その土地がどのような変化を遂げていったのかがわかるデータです。また、さらに詳細な土地利用の結果を閲覧したい人は、国土地理院の土地条件図の利用をしてみましょう。 この土地条件図は、山や川、丘陵地、平地などの地形区分ごとに色分けされており、自分の住む土地がどんな地形なのかを判別することができる地図です。 地形がわかれば、土の大まかな構成がわかるので、土地条件図を利用し、その土地が過去どういった使われ方をしていたのかを判別することもできます。その土地が宅地に適しているのかどうかある程度推測もでき、新居購入の際にもまとめて役立ちます。

​旧土地台帳を調べてみよう

築年数が古い場合旧土地台帳を調べてみましょう。旧土地台帳とは、現在の「不動産登記簿」にあたるものです。全国の法務局で閲覧、または郵送でコピーを取り寄せることができます。閲覧は無料、郵送の場合は返信用の切手代の負担だけで発行してくれます。旧土地台帳には、明治時代やそれ以前の土地の所有者が記載されています。もちろん土地を所有していたことが前提となりますが、現代とは異なり当時は「本籍地=居住地」「所有者=その家の当主」であった可能生が高いので、一番古い本籍地を管轄する法務局で旧土地台帳を確認することはとても有効です。

古い新聞のアーカイブを調べてみよう

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ある程度自宅の築年数がわかれば、次は、土地の詳細な歴史についてより調べてみましょう。役所や図書館での資料調査を訪ねたり、また古い新聞のアーカイブを図書館で読み直すのも良いでしょう。市区町村の役所のホームページに郷土史が紹介されていたり、あるいは郷土史家や郷土史研究のサークルがまとめてホームページを作っていたりする場合があります。

地名を考察しよう

こちらはアアキ前田株式会社が手がける閑静な住宅地に建つ東シナ海が臨める高台の住まい。リビングルームから街を一望しながら、少し土地名について考えながら地図を広げてみてはどうでしょうか?面白いことに、昔の土地の状態は地名に現れていることが多く見られます。よく知られているのは「水」に関連する文字 「川、江、谷、池、潮、波」などが含まれている土地は過去に水との関わりが深かった場所であると考えられます。例えば、「渋谷」駅は谷の底にあたる地形で、都市開発が進んだ今では目には触れることはありませんが、街の下を渋谷川が流れています。「水」以外にも「桜」は「裂けた土地」、「梅」は「埋めた土地」であったという分析もできるようです。いずれにしても、地名は昔の人々がその危険性を後世に知らしめるために記号として残した、と考えることもできるでしょう。記録に残された災害の情報や科学的な調査に加え、こうした土地の歴史や古地図情報を踏まえて街を眺めてみるのも面白いですね。

近所の人に話を聞く

今住んでいる家や土地の歴史、その他因縁についてしりたい場合は、やはり近所の人に話を伺ってみましょう。長くその土地に住んでいる人は、現在見えている姿だけではなく、その場所がどんな歴史をたどってきたのかをよく知っています。代々その土地に縁あるお寺の住職などに話を聞きに行くのもおススメです。

by Casas inHAUS Сучасний

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