一日の中でも比較的長い時間を過ごすリビング。リビングの床は畳、またはフローリングのどちらが好みですか。昔から受け継がれてきた日本の素材である畳は、そのままフロアに寝転がることもでき、通気性にも優れており居心地の良い空間を創り出します。最近では様々なカラーやサイズがあり、家全体のインテリアにも畳スペースが馴染むように組み込まれることも多くなりました。今回は素敵な畳リビングのある住まいをご紹介いたします。
こちらは三角形の小さな変形敷地に建てられた住まいです。庭に連なり、開放的な吹き抜けを介して木と空が見上げられる一階のダイニングキッチンから少し下がった半地下のようなスペースに配置された畳リビングは、天井の低さも気にならない居心地の良い空間が実現しています。フロアに直接座ったり寝転がったりできる畳ならではの良さが生かされていますね。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のダイニングを紹介しています。◀
こちらは30坪の標準的な敷地に建てられた住宅です。ご主人のご希望により畳が使われた小上がりのリビングが設置されました。ダイニングとキッチンにふんだんに使われた温かみのあるナチュラルな木材とリビングの畳の組み合わせにより、広々としてゆったりとくつろげそうな空間が実現しています。
【小上がりについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらは、わかやま木の家コンテスト2014~あなたが選ぶ紀州材の家~最優秀賞を受賞し、木製建具屋さんの自邸として計画された家です。ダイニングから一段下がったスペースに畳のリビングが設けられました。フロアが一段下がっていることで空間全体に広がりが生まれ、開放的でありながらもしっかりとゾーニングされた暮らしやすそうな造りです。
昔の骨格が生かされ現代風に生まれ変わった畳リビングのある住まいこちらは伝統的な民家の骨格を残しつつ、現代的な生活を送るためにリビングとキッチンが増築された住まいです。柱構造とフローリング、そして畳が組み合わさることで、古き良き、和と洋が程よくミックスされた素敵な空間に生まれ変わりました。開口が多く、明るくて居心地の良さそうな畳リビングですね。
こちらは30坪の敷地に建てられた木造3階建ての都市型住宅です。キッチンの隣に小上がりの畳リビングが設置されました。しかもこのスペースは、キッチンカウンターの高さに合わせて腰をかけられるように計算されています。お料理をしながらもご家族と会話が弾みそうな空間です。
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