庭のデザインで暮らしが広がる

A.Imamura A.Imamura
エンガワとドテのイエ, WAA ARCHITECTS 一級建築士事務所 WAA ARCHITECTS 一級建築士事務所 Сад
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庭は、素敵な自宅を演出する大切な要素です。家の第一印象を決めるだけでなく、防犯や通風、大きな開口部からの眺望や自然を取り込む暮らしなど、いろいろな側面に影響します。それではどんなところに気を付けていけばよいのでしょうか?今回は、庭のデザインで暮らしが広がるポイントをご紹介していきます。

庭と植栽

五軒邸モデルハウス, 株式会社 山弘 株式会社 山弘 Сад

庭にどんな木を選び、どのように配置するかによって、自宅のガーデンの表情は大きく変わります。季節ごとに花をつける樹木や、紅葉が楽しめる種類などを選んだり、家の外壁や門扉と組み合わせた時に草木の色が引き立つ植栽を選びましょう。またこちらのように、室内から眺めた時に良い眺望や屋外風景を邪魔せず、全体に窓からの景色を引き立てる植栽配置を考えてみましょう。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の庭を紹介しています。◀

※ 庭の写真ページ

庭と柵のデザイン

庭のフェンスには目隠しという意味と、防犯としての役割があります。ただ高いフェンスは通風や採光の邪魔になることもしばしば。こちらは、南に向けて大きくとられた開口部と屋外空間が印象的な住まい。50cmの段差を生かした外部空間と内部空間を守る高い塀にはスリットが設けられ、通風や採光が上手に差し込むデザインが施されています。四季を通じて朝日が差し込み、夕陽に染まるリビングが防犯性の高いフェンスデザインと一緒に提案されています。

【防犯については、こちらの記事でも紹介しています】

平屋の防犯対策

高低差を利用した開放的な屋外

こちらは、フェンスをつくらず敷地の高低差を生かすことによってデザインされた庭空間。段の傾斜でつくられるガーデンはリビングからの縁側と屋外の芝生空間が柔らかく囲まみ自然の目隠しをつくります。ドテの傾斜は子供たちの恰好の遊び場ともなり、寝転がったときの背もたれや、屋外でのアクティビティに活躍してくれます。

クレジット: WAA ARCHITECTS

夜間ライトアップ

夜間の庭ライトアップはロマンティックな防犯だけでなく、ロマンティックなガーデン空間を演出してくれます。夜の暗闇にライトアップされて浮かびあがる樹木の影やフェンスは魅力的な陰影をつくり出し、グッと住まいの外観を素敵に演出してくれます。便利で経済的なソーラーライトを使用して照明計画を立ててみましょう。

クレジット: www.m-architects.me PHOTO:NACASA & PARTNERS

屋内から屋外へ繋がり方をデザイン

屋内と屋外のつながり方で暮らしがグッと変わります。例えば、こちらのようにリビングからガーデンへと段差無く出ることのできる土間空間は、暮らしの中に自然に屋外が繋がります。屋内と屋外のつながりを工夫し、自宅のまわりの空間を積極的に活用することで暮らしが屋外へと広がります。大切なのは、家と庭を別々に考えるのではなく、屋内と屋外を合わせてデザインしていくことと言えるでしょう。

飛び石でリズム感をプラス

こちらは、飛び石でリズム感を演出した広いガーデン。日本で昔から配置される飛び石は、雨や湿気の多い気候のなかでも履物の土汚れを防ぐと同時に、ゆっくりとした足取りで屋外の眺めを楽しむという効果もあります。敷き方次第では和風にも洋風にも表情を変えれることができるので、是非取り入れてみましょう。

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