リビングをより快適で豊かな空間にするための5つのアイデア

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
里山に建つ家, toki Architect design office toki Architect design office Коридор Залізо / сталь
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リビングは家の中でも最も長い時間を過ごす部屋の1つであり、どのようにして居心地が良く存分にくつろげる空間にするかに苦慮している方も少なくないはずです。もちろん、どのような居間のかたちが快適であるかは、それぞれの家族のライフスタイルや好みによって異なってきますが、ちょっとした工夫をするだけでオリジナリティ溢れる場所にすることもできます。そこで今回は、多くの家を設計するTOKI ARCHITECT DESIGN OFFICEが手がけた様々なリビングの中から、快適で豊かな空間にするためのアイデアを紹介していきたいと思います。

リビングと屋外のつながり

リビングをより快適な空間にするために、近年はダイニング、さらにはキッチンとつなげるLDKが一般的になっています。室内でそうしたつながりをつくり出すことはもちろんですが、それに加えて屋外とのつながりもリビングにつくり出すことで、より明るく開放的な気持ちのいい室内空間にすることができます。こちらのように、リビングと庭の間に大きな開口を設けながら、さらにLDK全体でもそうした開口とし庭とのつながりを生み出すことで、より庭との一体感が感じられる広々としたLDKとすることができるでしょう。

こちらの屋外とのつながりを生み出したリビングは、TOKI ARCHITECT DESIGN OFFICEは「L字の家」のものです。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の庭を紹介しています。◀

※ 庭の写真ページ

土間玄関と隣り合わせ

多くの場合、リビングは廊下を挟んで玄関とつながるプランとなっています。しかし、必ずしも廊下を間に挟む必要はありません。廊下がないことで、廊下分の空間をリビングに使うことができ、より広い空間にすることができますし、玄関からリビングまでの動線を短くなることにもつながります。さらに、土間玄関とLDKが1つの空間の中にあるだけでなく、こちらの住まいのように吹き抜けを使って縦方向にも大きな空間をつくり出すことで、非常に明るく開放感のある空間を生み出すこともできます。

こちらの土間玄関を生かした開放的なリビングは、TOKI ARCHITECT DESIGN OFFICEは「里山に建つ家」のものです。

【廊下のない間取りについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 廊下のない間取りのメリット・デメリットまとめ

空間を柔らかく仕切る

先にも述べたように、最近ではLDKの住まいが一般的となっています。しかし、やはりリビングとキッチン・ダイニングは分けたいという方もいらっしゃるでしょう。そこでおすすめなのが、空間を柔らかく仕切る方法です。もちろん、居間とキッチン・ダイニングを間仕切り壁で完全に分けることもできますが、やはりLDKの大きな空間は魅力的だと思います。こちらのように、居間と台所の間にルーバーの間仕切りを設けたり、その間に段差をつくりなどしてLDKを柔らかく仕切ることも検討してみて下さい。

こちらの空間を柔らかく仕切る広がりと機能性を両立させたリビングは、TOKI ARCHITECT DESIGN OFFICEは「CLAIR KORAKUEN」のものです。

畳コーナーを設ける

畳コーナーを居間の中、あるいは隣に設けることも1つの方法です。畳のある和室を全く住まいに取り入れないことが一時期増えていましたが、畳や和室の魅力が再認識されたことによって、畳のあるスペースを少しでも住まいに取り入れたいという方も増えています。それによって、フローリングと畳の床材の両方のメリットを上手に使いこなすことができるからです。こちらの住まいでは、リビングと和室の間に、天井までの建具で仕切ることが可能で、居間と和室をより幅広い使い方ができるようになっています。

こちらの畳コーナーを設けたリビングは、TOKI ARCHITECT DESIGN OFFICEは「校舎がみえる小さな家」のものです。

リビングで家族それぞれが過ごせる場所づくり

共働きの家庭が増えていることもあり、家で家族と過ごす時間を大切にしたいという方が増えているようです。そうしたことから、住まいの中心であるリビングで家族それぞれが過ごせる場所づくりをすることもそのために効果的な方法となるでしょう。例えば、子どもが自分の部屋で勉強するのではなく、居間にある勉強スペースで勉強したり、パソコン作業などは居間に設けた書斎コーナーでするなどです。また、こちらの住まいのように、リビングの横に広いスペースを空けておくことで、より幅広い使い方ができるようにしておいもいいでしょう。

こちらの幅広い使い方を持たせたリビングは、TOKI ARCHITECT DESIGN OFFICEは「ダイチノイエ」のものです。

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