子育てしやすい部屋づくり

Aya F. Aya F.
​River side house / House in Horinouchi, 水石浩太建築設計室/ MIZUISHI Architect Atelier 水石浩太建築設計室/ MIZUISHI Architect Atelier Дитяча кімната
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子育てをするための空間は、一人暮らしやご夫婦だけで暮らすのとはインテリアづくりにおいても異なるもの。特に子供が小さいときには、部屋のあちこちに潜む危険を避けるような工夫、大人の目が届くような工夫が必要になってきます。また、安全に遊ぶ仕組みも必要に。子育て時期ならではの部屋づくりについて考えてみませんか?振り返ると本当に短い時間だとは思いますが、家族みんなが元気で幸せに暮らせる空間づくりをしましょう。

子育てのための部屋って?

子育てをしているときは日々の生活に追われがちですが、振り返るとあっという間、とよく言います。とはいえ、子どもの成長に合わせたインテリアや工夫は常に必要となるもの。大人にとっては問題にならない家具や部屋の構造も、小さなお子さんにとっては危険をはらんだものであったりします。コンセントのプラグをカバーしたり、階段からの転倒防止の柵を設置したりなど、細かなことにも気を配って安全な家づくりをしたいものです。

限りあるスペースを上手に活用

コンパクトサイズの家であっても、子どもが遊ぶ場所は確保したいもの。こちらは東京の建築家・水石浩太建築設計室が手がけた家。小さな土地を充分に活用した広々とした内装が印象的です。ロフト部分に子どもが遊べるスペースを設置しており、階下のリビングやキッチンから様子がうかがえます。とはいえ、小さいころには大人が一緒に上がったり、万が一のことを考えた落下防止策を取ったりすることが必須です。

Photo: 谷川ヒロシ

屋内でも遊べるように

三角テラスの家, H建築スタジオ H建築スタジオ Дитяча кімната

小さな子供は時として元気が有り余っているもの。夜しっかりと寝かせるためにも、日中にはたくさん体を動かしてもらいたいですよね。屋外で遊ぶ方が健康的ではありますが、天候や状況によってはそれも叶わない場合も。空間に余裕があるのであれば、屋内でも遊べるような空間づくりをしたいものです。例えばこちらのお宅の子ども部屋では、壁にクライミング用のホールドを設置しており、子どもの遊び心をくすぐります。もしものことを考えるならば、マットを下に敷いておくといいですね。

勉強スペースはどう作る?

小学校に上がるころには、勉強机が必要になってきます。複数人お子さんがあるご家庭では、子供部屋をどうカスタマイズしていくのがよいか頭を悩ませるのではないでしょうか。こちらのお宅では、壁に向かって机を配置し、本棚を間仕切りとしてそれぞれの学習スペースを作っています。広い空間に遊べる場所もあるため開放的。仲良しの兄弟姉妹ならば、こうしたレイアウトでしばらくは問題なく過ごせそうですね。

Photo: Sasakura Yohei

リビングに近い子供部屋

子育てをしていくうちで、親子関係をうまく築いていくことはとても大切。会話がしやすい住空間づくりを考えてみたいですね。家族が集うLDK空間はもちろんのこと、そこからプライベートスペースが隣接する造りとなっていると、お互いに様子がうかがえるため、何か問題があった時にも察知がしやすいですね。こちらはマンションのリノベーション物件。多摩産の杉材をふんだんに取り入れた内装で、隣接する空間も同素材でコーディネートされていて、とてもおしゃれですね。

Photo: Takumi Ota

黒板で遊び心を

mat house, KAZ建築研究室 KAZ建築研究室 Вітальня

お子さんが小さいうちには、いろいろと落書きをするのが楽しかったりしますよね。絵が得意な子ならば、描いたものを飾ることも多いかもしれませんが、例えばこちらのように、リビングの壁を黒板素材とすることによって、子どもも大人もお絵かきを楽しめる空間へと変化します。覚えておきたいことや伝えたいことを書く場所としても活用できて、親子間のコミュニケーションにもプラスの影響を与えるのではないでしょうか。

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