綺麗な家で過ごす時間は気持ちがよいもの。とはいえ、清潔な状態を保つためには日々の細かなケアが欠かせません。忙しい日常の中でも、隙間時間を見つけて綺麗にしていきたいものです。では、どういった点に気を付けていくとよいのでしょうか。今回は、家のいろんな場所における掃除の方法について考えていきます。ちょっとしたポイントを押さえて、手入れの行き届いた心地よい空間で、健康的に暮らしていきたいですね。
綺麗な部屋は、そこで過ごすわたしたちの気持ちまでも澄み渡ったものにしてくれます。とは言いつつも、日常生活のあわただしさの中で、お掃除に掛けられる時間はそれほど長くないという方もいらっしゃるでしょう。近年ではお掃除ロボットがたくさん出回ってきて、このような便利な道具を取り入れられる方も増えていると聞きます。時短で持ちの良い空間ができると、共働きのご家庭や一人暮らしの多忙な生活をされている方にとってはとても助かりますよね。
掃除に取り掛かる場合に気を付けたいのが、時間と順番。フローリングの掃除は埃が床に落ち着いている朝起きたばかりの時間か、帰宅直後がベストといいます。まずはモップで埃をきれいにしてから掃除機という順番がいいのだとか。カーペットの掃除は基本掃除機で行いますが、毛足の長いものは埃やゴミが奥に入り込みやすいため、定期的に粘着テープなどで手入れしましょう。入念にゴミを吸い取りたいのであれば、掃除機のヘッドを変えてじっくり吸い込みましょう。
料理を日常的にするご家庭では、やはりキッチンは汚れやすい場所の一つとして挙げられます。特にシンクやコンロまわりは油汚れや水垢などが目立ちやすい場所。棚などの他の場所に多少手入れが行き届いてなくても、ケアをすると光る場所は入念に磨いてピカピカにしておくと、掃除がしっかりできているような印象に。水垢には酢、油汚れには食器用洗剤に重曹を合わせて使うと綺麗になります。
こちらはリノベーション会社・OFFICE ECHOの手がけたお宅。おしゃれなビストロを思わせるようなキッチンが素敵です。
人生の3分の1は睡眠といわれるように、寝室や寝具は在宅中の多くの時間を過ごす場所。寝心地の良さをアップさせるために、いろんなものにこだわりたいものです。心地よい睡眠のためには、やはり清潔感あふれる空間づくりが欠かせません。場所柄ほこりが溜まりやすいため、ベッド下や部屋の隅までワイパーや掃除機で綺麗にすることが大事。風邪などの予防を考えるのであれば、空気清浄機や加湿器などを取り入れるのもよさそうです。
部屋に観葉植物があると、グリーンの癒し効果もあってとても気持ちのよい空間になるもの。とはいえ、植物には手がかかりますよね。あまり手入れが必要ないといわれるような木の鉢植えなどでも、葉っぱが枯れてきたり虫がついてしまったりして、放置していると意外に鉢の周りは汚れてしまっていたりします。樹液や虫などからでる分泌物で床などが汚れることもあり、放置すると掃除が困難に。時々様子を見て、こまめに綺麗にしておきましょう。
頻繁に使うがためによく汚れる場所の筆頭のひとつ、バスルーム。使った後に残り湯を使って掃除を済ませておくのが、湯垢などが取れやすく、きれいにするおすすめのタイミングです。また、水分を放置しておくとカビが生える原因に。使用後に水気をふき取るとベスト。また、カビを防ぐために、使った後に50度のお湯をかけておくとよいのだそうです。こちらでも、シャワーのフックやバーなど、金属の部分はしっかり光るように磨いておくとパーフェクト!