新築の間取り人気6選

sky and light house, 森下新宮建築設計事務所/MRSN ARCHITECTS OFFICE 森下新宮建築設計事務所/MRSN ARCHITECTS OFFICE
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新築の間取りで気を付けたい点はどのようなところでしょうか?家族全員が気持ちよく暮らせる家、光や風を上手く取り入れた住居デザイン、周辺環境に見合った設計は、より良い暮らしをつくります。 今回は、新築の間取り人気6選をご紹介していきながら、押さえておきたいポイントを見ていきましょう!

新築の間取りと動線

新築の間取りと動線はライフスタイルを左右する大切なポイントです。特にキッチンなどの水回り周辺の動線は移動負担を大きく左右し毎日の家事やストレスにも影響します。人気のある回遊性のある住まいは、キッチンや洗濯場といった水まわりなどを中心に動線を考えて使いやすくデザインします。こちらは株式会社リオタデザインが手がける住まい。敷地の中心に中庭を設けその周りを回廊で繋ぐような動線は、採光と通風を確保のメリットだけでなく、異なる家族のライフスタイルをゆったりと繋ぎながら、移動負担が少ない使い勝手が良い計画がされています。

写真:新澤一平

新築の間取りは開放感とつながりが人気

新築の間取りで人気のあるデザインの一つに、ウッドデッキや中庭を隔てた開放感のある住まいが挙げられます。こちらはウッドデッキを中央に配し、各部屋に中庭へとつなぐ大きな全開口を設けることで家族が自然に集う第2のリビングとしてウッドデッキが活躍します。また、各部屋へのショートカットやウッドデッキを中心に放射状に各部屋へ直接アクセスできるので開放感や家族と繋がりが感じられ人気があります。

フレキシブルな空間

将来を考慮し、家族構成の変化に対応できるフレキシブルな新築の間取りはいかがでしょうか?こちらは敢えて固定間仕切を設けず、可能な限り可動間仕切りを配置することで、必要に応じて大きなワンルームスペースをつくることのできる住まい。将来的に大規模な冠婚葬祭にも対応できるような空間となっています。シンプルで可動性の住まいは、子供が巣立った後、夫婦二人で過ごす終の棲家としても活躍してくれます。

こちらではあわせて「終の棲家をデザインする」を紹介しています。

クレジット: 森下新宮建築設計事務所

敷地と周辺環境を考慮

土地に合った間取りや周辺環境を考慮しましょう。こちらは遊歩道と縁側がまるで一体化したような共有空間をデザインした住まい。のどかな田園風景を望みながら近隣との交流も生まれる素敵な家です。同時に、プライバシーを保ちたい寝室などはツインタワー式のスキップにすることで遊歩道からの視線をカットします。このように土地の方角や前面道路の位置を正しく把握することは、その土地に合った間取りを考える上でとても重要です。

通風と採光を考慮

間取りを考えるとき、一般的に通風と採光を考慮して東西南北に適した部屋を配置することから始まります。こちらは、西向きに面した道路に対して大きく開かれた開口部を設け、昼間の採光を得る吹抜けにトップライトを配置した住まい。嫌われがちな西日ですが、その土地の周辺環境にもより、吹き抜けやトップライト、屋根の形状などで気持ちの良い採光に変えてくれることができます。

収納量とスペース

新築では、後から棚や家具を買い足す必要がないように収納スペースをゆったりととることをおススメします。家族のワードローブや季節物の家電などを収められるウォークインクローゼットや玄関先の大きなシューズインクロゼットなどを配置することで必要最低限の家具の配置で済み、また、整理整頓がし易くなります。住居スペースの大きさや家族構成にもよるので設計士としっかりと話し合い、生活後の暮らしやすさと収納量を考慮したデザインを提案をしてもらうと良いでしょう。

【間取りについては、こちらの記事でも紹介しています】

 間取りを考える際に押さえておきたいポイント

※ 間取りで失敗しがちなポイントまとめ

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