西洋式のバスルームではお風呂(シャワー)とトイレ&洗面シンクがひとつの空間にあることも一般的です。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、スペースをしっかり仕切れば、小さな家でも面積を有効活用することが可能です。コンパクトなスペースながらトイレ&洗面(乾)とお風呂(湿)をうまく分離して、しかも魅力的に仕上げた16のバスルームを紹介します。
こちらは幅が狭いスペースながらガラスや鏡の使い方で圧迫感を与えず、とてもモダンで洗練されたバスルームとなっています。ダークカラーの色調や石材のシンクが高級感を醸し出しています。コンパクトなのにゆったりとした余裕を感じさせる魅力的なデザインです。
台湾のインテリアデザイナーによる住宅です。
こちらは独特の模様が入った石材の壁と木材の天井という天然素材が贅沢に使用されたモダンなバスルーム。開口部や鏡、タオル掛け、シンクなど共通する形状があちこちに見られ、統一感のあるエレガントな雰囲気となっています。
サブウェイタイルの白x黒コンビ、ドット風の床などタイルの魅力が存分に発揮されているこちらのバスルーム。マットな白の洗面台もよく調和しています。コンパクトなスペースこそおしゃれ&キュートなスタイルにフィットするという事がよく分かりますね。
暗い色はスペースを狭く見せるので小さな部屋には向きませんが、シャワー室の壁のみなど限定的な範囲ならアクセントとして機能し、バスルームをモダンに見せてくれます。
壁にサブウェイタイル、床にモザイクタイルを使用したバスルーム。馴染みの良いグラデーションで統一しても良し、アクセントとなる柄を作成しても良し、モザイクタイルを使えば小さなバスルームでも装飾性を諦めずに済みます!
小さなスペースの中央にガラスの仕切りを設置して分離、右手は木材が使用されたシャワー室、左手は洗面です。ミニマルかつコントラストの高いデザインがとてもモダン。
こちらはかなり幅の狭いスペースに洗面、トイレ、シャワーとたくさんの設備が詰め込まれています。しかし真っ白な空間の突き当たりにあるブルーの美しいモザイクタイルに目が引かれ、圧迫感や窮屈感はゼロ。大きな鏡の使い方もGOOD。
こちらもかなり小さなスペース。シャワー室を角に設置し、全面抜け感のあるガラスにすることで存在感を薄め、圧迫感を軽減しています。木材をたくさん使用し、温かい居心地の良さを演出。
乾湿分離のいいところは、シャワー室以外のスペースを通常の部屋のようにデコレーションできることです。アートや小物を飾ったり、自分らしい装飾をすればより居心地の良いバスルームとなりますよ!
鏡の効果は何度か紹介してきましたが、こちらのバスルームは洗面台前だけでなく、そのままシャワー室まで鏡を伸ばしたかのようなデザイン。スペースが二倍も三倍も広く見えます!
バスルームに限らず小さなスペースに装飾性を加えるには床や壁などを活用します。こちらのバスルームも洗面&トイレ側の床にグラフィカルなパターンのタイルを設置して、小さいスペースながらインパクトのある雰囲気となっています。
ダークカラーでも艶のある素材を使用したり照明に気を付ければ、ただ暗いだけでなく高級感や重厚感のあるバスルームとなります。こんなラグジュアリーなバスルームではタオルの質やソープなどにも配慮したい!