古材が生きるヴィンテージテイストのインテリア5選!

K.Matsunaga K.Matsunaga
元浅草の住居, 蘆田暢人建築設計事務所 ​Ashida Architect & Associates 蘆田暢人建築設計事務所 ​Ashida Architect & Associates Вітальня
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よく使い込まれて深みや味わいのある、ヴィンテージ感のある雰囲気は、近年最も人気のあるテイストのひとつでもあります。まっさらできれいな状態よりも、時とともに、人々によって受け継がれてきたような記憶の中に暖かさを感じるからかもしれません。今回ご紹介するのは、古材が生きるヴィンテージテイストのインテリア5選です。かつては別の用途だったもの、味わいが増すまで使い込まれたもの、ここに至るまではさまざまな過去を持っている素材が、インテリアのアクセントとして抜群の存在感を放っている素敵な空間を見てみましょう!

1.まるで倉庫をリノベーションしたような家

ishibe house, ALTS DESIGN OFFICE ALTS DESIGN OFFICE Вітальня Дерево Дерев'яні

ALTS DESIGN OFFICEが手掛けたこの家は、住まい手の「まるで倉庫をリノベーションしたような住まいを」という声から生まれました。モルタルや、構造の木の肌をそのまま見せるような仕上がり、鉄などをふんだんに使いながら無骨な倉庫の空間を再現しています。スキップフロアと吹き抜けでダイナミックな広がりを見せる中に、古材の凹凸や色むらがヴィンテージなアクセントになる壁面が見応えたっぷりです。本住宅については「倉庫をリノベーションしたような住まい」で詳細をご紹介しています。

2.吹き抜けの空間が生きるカフェのような家

Uji House, ALTS DESIGN OFFICE ALTS DESIGN OFFICE Їдальня Дерево Дерев'яні

コンクリートブロックや古材をあしらった壁面が印象的なこの家も、ALTS DESIGN OFFICEによるものです。周囲は住宅街に囲まれ、次々と建て替えが進む予定の開発分譲地にあります。プライバシーを確保する観点から考えられた内部の空間は、限られた開口部が内部に効果的に働くよう計算されています。閉塞感が生まれないよう、内部と外部がまるで徐々に融合するような素材や植物の配置等で空間を盛り上げる工夫がなされました。本住宅については「「窓」を活かす!プライバシーを守りながら開く家」で詳細をご紹介しています。

3.無機質なマンションがリノベーションで大変身

vintage×sozai, nuリノベーション nuリノベーション Вітальня

NUリノベーションがマンションをリノベーションして手がけたこの家は、鉄筋コンクリート構造のマンションだからできる広々とした空間が魅力です。もとはベーシックなひと昔前のマンションの一室にすぎなかった状態が、住まい手の趣味や好きなものを詰め込んだのびやかな空間へ生まれ変わりました。躯体のコンクリートを生かした内装仕上げに古材を組み合わせ、インダストリアルな雰囲気がムードたっぷりのインテリアでゆったりとくつろげる空気が生まれています。本住宅については「古材の生きるヴィンテージテイストリノベーション」で詳細をご紹介しています。

4.マンションの素材そのものを楽しむ空間

約50㎡のマンションをスケルトン状態にし、大胆に古材で仕切りを設けた住まい。蘆田暢人建築設計事務所 ASHIDA ARCHITECT & ASSOCIATESが手がけた、リノベーションによるプロジェクトです。躯体のコンクリートが持つ素地をそのまま現した空間に、古材の質感が憂いのある絶妙な味わいを加えたどこかアーティスティックな雰囲気を感じる仕上がりとなりました。パーテーションの隙間や、天井との空間の取り方によってゆるやかに内部がつながり、窮屈さを感じないのびのびとした雰囲気が魅力的です。本住宅については「モダンな住まいへと変えたリノベーション「元浅草の住居」」で詳細をご紹介しています。

5.賃貸マンションでも自分らしさを叶えられる住まい

SHOEI DOWNSTAIRS, 株式会社SHOEI 株式会社SHOEI Комерційні приміщення Офіси та магазини

株式会社SHOEIが手がけたこの空間は、築約28年の賃貸マンションを原状復旧なしで入居ができる物件としてスタートしました。この一室は、建築家によるショールームとしても機能しています。賃貸マンションというと、自分の手を加えることがまだまだ多くない中、自分らしくインテリアにもこだわりたい方には最適です。古材や鉄、ペイントで自由に空間を表現できることで、すっかり古くなって時代遅れの物件もヴィンテージとしての輝きを放ち出すことでしょう。今後注目のスタイルになるに違いありません。本プロジェクトについては「セルフリノベーションOKのプロジェクトマンション」で詳細をご紹介しています。

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