パーフェクトな玄関の作り方

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ファミリーポートレイト, アーキシップス京都 アーキシップス京都 Коридор
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玄関とは訪れる人が一番初めに触れるスペースです。家の印象を大きく左右する場所を、自分らしいアレンジを加えつつ素晴らしいおもてなしの空間にしたいですね。玄関をパーフェクトに作るための6つのアイディアをご紹介いたします。

屋内をイメージさせる色を選ぶ

S's HOUSE, dwarf dwarf Будинки

DWARFの設計によるこちらの住宅の玄関は、臙脂色のドアがパッと目に付き訪れた人を家に誘います。玄関は最初に家の印象を形作る場所ですので、屋内のイメージを連想させるような色を使いたいですね。写真のお宅は、木材のナチュラルな外壁に、少しくすんだ臙脂色が良く似合い、北欧風の温かみのあるお家の様子を感じさせますね。

ステンドグラスを取り入れる

ステンドグラスとは色ガラスを鉛で繋ぎ合わせたもので、それぞれの色を映した柔らかい光が特徴です。教会などでおなじみですが、絵画を思わせるステンドグラスを見るとどこか神秘的な気分になりますよね。こちらの二世帯住宅では玄関にステンドグラスを取り入れています。ステップフロアを用いて繋がりを意識した造りになっている屋内の印象を感じさせる優しい光が、玄関を温かく彩っていますね。空間を演出することに長けたステンドグラスを、一番初めに人が足を踏み入れる場所に取り入れるアイディアは是非真似してみたいですね。

誘いのライトアップ

洞窟で煌めく灯り, 風我里 風我里 Сад

夜の玄関を彩るライトは、その光が家の表情を大きく左右します。色味や位置など、こだわってライトアップしたいですね。こちらの住宅のアプローチは、石積みで作った小さな洞窟の中に据えられたオレンジ色の灯りが足元を柔らかく照らします。家の中から洩れてくるような間接的な光が、屋内の温かさを現しているようですね。

心をリセットさせる緑を植える

玄関とは、一日の始まりにしゃんとした気持ちで家を出る場所であり、また仕事を終えて帰ってきてほっと一息つく場所でもあります。そんな心のリセットを行う場所に、グリーンの存在は欠かせません。こちらの住宅はタイル張りのアプローチになだらかな流線型の小庭が設けられており、タイルの硬質さと緑の柔らかさが絶妙なバランスで共存するモダンな玄関となっています。この小庭はエントランスや駐車スペースに、仕切りを作らずに自然に誘導する役割も追っているのだそうです。また小庭に植えられた植木が、玄関から出てきた人と通りを行く人の目線を遮ってくれ、住宅そのもののプライベート感を形にしています。

さりげないプレート

ここが私たちの家ですよ、と主張するプレートは、さり気ないながらも存在感のあるものにしたいですね。世田谷区に建つこちらの住宅のアプローチには、家の外壁に貼られる形でプレートが設置されています。訪れた人の目に自然に止まりながらも家自体の落ち着いた雰囲気を壊さず静かに屋内に誘うような意匠です。

日本らしいおもてなしの心

日本に暮らすものとして、日本ならではのおもてなしの文化を取り入れてみても良いですね。蹲踞は、もとは茶室に入る前に客人が手を清めるために造られたものです。お客様が家に入る前に一呼吸吐くようなゆとりをもたらす、日本らしい気遣いのある玄関の様式ではないでしょうか。こじんまりとした石の表情は自然を感じ、家に落ち着いた印象も与えますね。

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