インテリアグリーンは、センス良く飾ることでグッとお部屋のおしゃれ度が増します。また育っていく姿や日常生活には少ない、緑の色彩を楽しむこともでき、心が落ち着きますね。今回は、どんな飾り方をすればセンス良くみえるのか、インテリアグリーンの配置ポイントについてご紹介します。
大きな観葉植物を飾るときは部屋の隅か、空間の余白になっている場所に飾るのがインテリアグリーンのポイント。大きな観葉植物が背景として緑の景色を演出してくれます。また、大きなインテリアグリーンは、目隠しや空間の仕切りとしても有効です。ダイニングとリビングを別けたい場合にも、さりげなく緑の位置を空間の区切りとして利用してみましょう。
クレジット: Masafumi Yamamoto
天井や壁から下げることができる編み込みハンギングがあれば、より立体的な装飾が可能になり、観葉植物の飾り方もグッと奥行きが広がります。吊り下げる植物はグリーンネックレス、アイビー、ポトスなどの下に向かって垂れる種類を選ぶと雰囲気が出ます。天井から下げるときは、強度と吊るす植物の重さに十分注意をしましょう。
壁の飾り棚にインテリアグリーンを飾ってみましょう。背の低いサイズは、このように棚や台の上などにまとめて置くことで、目線に近い場所に緑が生まれ、白い空間の余白や殺風景さが消えます。 小さな観葉植物は、床にそのまま置くと視線が届かず効果が少ないです。こんな時は化粧棚や棚の上にリズミカルに並べることで、センス良く見えます。
お部屋のテイストに合わせた鉢カバー選びは素敵なインテリアグリーンに欠かせません。鉢カバーの色や素材をインテリアのイメージに合わせるだけで、ガラリと部屋の雰囲気を変えることができます。 こちらのような白ベースの部屋には、鉢のカラーを黒に変えるだけで部屋全体のホワイトカラーを引き立たせることができます。 また、ナチュラルシンプルな室内には、木の素材を選ぶと良いでしょう。
ランドスケープアーキテクトでもよくつかわれるテクニックに「シンメトリー」があります。インテリアグリーンを左右対称に配置する方法は、とても簡単で、おしゃれな空間を演出できるテクニックの1つです。室内に安定感がうまれ、シンメトリーに配置されたインテリアグリーンの中央に視線が向かいます。小鉢タイプの植物でもシンメトリーは簡単に作れるので、試してみましょう。
モダンナチュラルや北欧スタイルには欠かせない藤かごを利用してみましょう。温かみのある籠は、和風の家にもぴったり。ナチュラルインテリア度がぐっとアップします。鉢カバー代わりに使うとインテリアのアクセントとして活躍してくれます。色が赤みがかった茶色やこげ茶の藤かごは、アジアンリゾートのインテリアにもしっくりきますね。
クレジット: hotori memento