北欧インテリアの小さな家

北欧風の平屋住宅には、温かみの中に際立つシンプルさが魅力です。この終の棲家は、すぐ隣に学校が建つ典型的な住宅街の角が敷地に立地します。北東の方向が道路に面しており、角を駐車スペースとして計画されています。カーキ色のようなシックな色合いの外壁と陸屋根のシンプルな形態が落ち着いた印象を与え、親世帯の住宅としてもぴったりです。

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※ 家の写真ページ

駐車スペースから直接アプローチする壁と屋根が一体化した玄関ポーチです。外壁の色調とも相性の良いナチュラルな木製のドアや黒でまとめた郵便受けや手摺などがとってもスタイリッシュ！

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玄関を入ると、壁一面に収納が設けてあります。しっかりとモノを収められるので、リビングが散らかりづらく、北欧インテリアのすっきりとした居住空間の佇まいを崩しません。平屋住宅のシンプルな間取りにより、限られた建築面積でも狭さを感じさせません。廊下は直接ダイニングに続き、奥の空間まで連続して貼られたグラデーションの利いたウッドフロアやシンプルな木の建具などによって若々しいエッセンスを落ち着いた雰囲気の中に持ち合わせています。

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北欧インテリアでまとめられたダイニングとリビング、そしてセミオープンのキッチンが19帖に収まった機能的な配置です。リビングには隣の子世帯と繋がる庭に面して大きな開口を設けおり、LDKが外部空間に連続するような配置をとっています。お気に入りの北欧デザインの照明や家具、インテリア小物を取り入れた快適な住まいで日々の生活をゆったり過ごすなんて素敵ですね。

ダイニングの一角に小さなスタディコーナーを設けられており、読書をしたり家事をしたりと多様な用途に対応できるスペースがつくられています。大きなLDKの中で、家族がそれぞれ居場所を見つけられるようなアイデアです。白木のナチュラルな家具や建具にアクセントとして取り入れた赤いチェアが引き立ち、施主のセンスが伺えますね。

ミニマムな住空間が実現するため建築家が採用したのは、北側に配置したキッチンの脇の通路サイドから納戸、寝室、サニタリーへと繋がる配置計画です。ダイニングを中心に子世帯とのバッファーゾーンとしても機能するパブリック性の強いリビング空間とプライベート空間を分け、シンプルで理にかなった動線を採用しています。

平屋住宅など、限られた広さの居室を広く使いたい時には、是非、造作家具を取り入れてみましょう。住まいにあわせてデザインされた造作家具は、収納力も抜群で大抵リーズナブルに仕上がるので参考にしてみてはいかがでしょうか？

リビングと続くモダンな和室も設けられています。天井までの引き戸を全開すれば、ご覧のとおりフローリングと和室が一体化する開放的な空間になります。閉めれば個室になるので、客間としてまたは寝室としても使える機能的な空間です。

セミオープンのキッチンはコミュニケーションを保ちながら、見せたくないものは隠せるというスタンスが魅力です。キッチンを含め柔らかなトーンの白系で室内全体をまとめ、シンプルで生活しやすい空間に味わいのあるインテリア小物が引き立ちます。無駄なものを省いた心豊かに暮らせるミニマムな終の棲家、ただ住むだけで幸せな気分になれそうだと思いませんか？

北欧風平屋住宅の家づくりでは、自然と調和する優しい外観デザインと、シンプルで快適な居住空間が特徴です。北欧風平屋住宅では、特に木材をふんだんにつかった家づくりが重要です。床は無垢材のフローリングに、壁は漆喰など、自然素材の優しさを感じられる居住空間を意識しましょう。

大らかな屋根と木の外壁がモダンで優しい佇まいの北欧デザインの平屋住宅。北欧デザインの魅力は、その有機的な温かみのある曲線とシャープさのバランスにあります。間取りは、家族の集まる開放的なリビングスペースと大きなテラスがは、家の中心的な空間になります。